報道発表
藤井外務副大臣とカーグ国連ガザ担当上級人道・復興調整官(国連事務次長)との会談
令和6年12月2日

12月2日午後23時00分(現地時間午後16時00分)から、エジプトのカイロを訪問中の藤井比早之外務副大臣は、シグリッド・カーグ国連ガザ担当上級人道・復興調整官(国連事務次長)(Ms. Sigrid KAAG, Senior Humanitarian and Reconstruction Coordinator for Gaza, Under Secretary-General)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井副大臣から、ガザ地区において壊滅的な人道危機が継続していることに対して深い懸念を表明した上で、カーグ調整官がガザ地区の人道状況の改善に尽力していることに敬意を表しました。
- また、藤井副大臣から、効果的かつ効率的な形でガザ支援を一層拡充するためには、ドナー諸国や国連諸機関同士の更なる緊密な連携が不可欠であり、カーグ調整官の指導力に期待する旨述べました。
- カーグ調整官からは、悪化するガザ人道危機についての認識を共有の上、2023年12月に採択された国連安保理決議第2720号に基づくこれまでの取組や課題に係る説明がなされるとともに、日本の対パレスチナ支援への感謝が述べられました。
- 両者は、ガザ地区の人道状況改善に向けて、緊密に連携していくことで一致しました。