報道発表

上川外務大臣とコーマンOECD事務総長との会談

令和5年10月29日
コーマンOECD事務総長と握手する上川外務大臣
上川外務大臣とコーマンOECD事務総長との会談の様子

 10月29日、午前9時から約15分間、上川外務大臣は、G7大阪・堺貿易大臣会合のアウトリーチ会合に出席するため訪日中のマティアス・コーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長(H.E. Mr. Mathias Cormann, Secretary-General of the Organisation for Economic Co-operation and Development(OECD))と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、コーマン事務総長の国際貿易都市大阪・堺への訪問を歓迎するとともに、G7日本議長年におけるOECDの様々な面での協力に対して感謝する旨を述べました。 また、2024年は、日本のOECD加盟60周年に当たる年であり、日本が議長を務める同年のOECD閣僚理事会に向けて、東南アジアへのアウトリーチ、自由貿易の推進、デジタル、持続可能で包摂的な経済社会の実現など様々な分野で、引き続きコーマン事務総長と連携していきたい旨述べました。
  2. コーマン事務総長からは、G7日本議長年成功への祝意及びOECDにその成功に貢献する機会を多く頂いたことに対する感謝の意を表明した上で、来年のOECD閣僚理事会を有意義なものとすべく、議長国日本と連携・協力したい旨述べました。
  3. また、上川大臣より、地域バランスの改善やグローバル・サウスとの関係強化の観点から極めて重要であるとの認識の下、日本として、OECDの東南アジア地域へのアウトリーチ拡大に、引き続き貢献していく旨述べました。

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