報道発表

日・ヨルダン外相テレビ会談

令和3年12月23日
テレビ会談を行う林外務大臣
テレビ会談の様子

 12月23日、午後6時50分から約25分間、林芳正外務大臣は、アイマン・サファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣(H. E. Mr. Ayman Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、戦略的パートナーシップに基づき、日本とヨルダンの協力関係は着実に進展しており、更なる発展に向けて関係を強化していきたい旨述べました。また、中東和平に関し、日本として「二国家解決」を支持する姿勢に変わりない旨述べました。これに対して、サファディ外相から、外務大臣就任に対する祝意及び中東和平に関する日本の立場と貢献を評価する旨が述べられました。
  2. 双方は、経済協力を始めとする二国間関係について意見交換し、林大臣から、新型コロナ対策のための限度額約1億ドルの緊急支援円借款を供与するとともに、ヨルダンが多数受け入れている難民への支援のため、国際機関を通じた更なる支援を決定したことを伝えました。これに対して、サファディ外相から、日本のヨルダンに対する幅広い協力への謝意が述べられました。
  3. また、双方は、2022年1月にニューヨークで開催される第10回核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議に向け、連携を確認しました。
  4. 両大臣は、二国間関係の一層の強化や地域の安定に向け、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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