報道発表

T20(Think20)キックオフ会合及び河野外務大臣主催レセプションの開催

平成30年12月4日

  • T20(Think20)キックオフ会合及び河野外務大臣主催レセプションの開催
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  1. 1 本4日,三田共用会議所において,G20のエンゲージメントグループの一つであるT20(Think20)のキックオフ会合が開催され,冒頭,山田賢司外務大臣政務官から開会挨拶(仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)を述べました。

    (1)国際社会は,政府,学術界,ビジネス等の垣根なく取り組むべき課題に直面している。G20の「アイデア・バンク」であるT20による政策提言に期待する。

    (2)経済のグローバル化が人類に大きな恵みをもたらす一方,格差の拡大が懸念されており,世界で保護主義や内向き傾向が台頭して来た。こうした中,来年のG20大阪サミットにおいて,日本政府は,世界経済の在り方に加え,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)や環境問題等の課題,更には質の高いインフラを通じた連結性の強化などについて,議長国として議論をリードしたい。G20大阪サミットに向けて,自由で開かれた,包摂的かつ持続可能な「人間中心の未来社会」の実現に向けた取組を進めていく。また,経済成長と格差への対処の同時達成,更にはSDGsを中心とした地球規模課題への対応に貢献していく。

    2 この会合では,中尾武彦アジア開発銀行総裁によるキーノートスピーチ,佐々江賢一郎日本国際問題研究所理事長及び渡辺博史国際通貨研究所理事長によるウェルカム・リマークス,冨田浩司G20サミット担当大使による挨拶,ジェフリー・サックス・コロンビア教授によるビデオメッセージが放映されました。また,吉野直行アジア開発銀行研究所所長及びデニス・スノーアー・ドイツ・キール世界経済研究所所長を議長とし,「T20:G20にとってのシンクタンクの役割」及び「持続可能な開発と包括的成長」をテーマとするパネルディスカッションが各々開催され,活発な議論が行われました。
     なお,明5日には,T20キックオフ会合の2日目が開催され,10のタスクフォースに分かれてテーマ別の議論が行われる予定です。

    3 河野外務大臣主催レセプション

    (1)本4日夕刻,飯倉公館において河野太郎外務大臣主催によるT20キックオフ会合に伴うレセプションが開催され,シンクタンク関係者,有識者,在京G20大使等200名以上が出席しました。

    (2)冒頭,河野大臣から,概要以下のとおり述べました(河野大臣挨拶: 仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)。

    • ア 日本がアルゼンチンからG20議長国を引き継いだ数日後に,T20が公式に始動されたことを嬉しく思う。
    • イ G20大阪サミットに向けて,日本は,SDGsと人間の安全保障の達成,気候変動,SDGs達成のための革新的資金調達のあり方と質の高いインフラの普及等において議論を主導していく考えである。
    • ウ 日本は,議長国として,世界経済の持続的かつ包摂的な成長と安定,国際的な課題への取組において力強いリーダーシップを発揮していく。T20が今後活発な議論を重ね,G20に対して実効的な政策を提言されることを期待する。

    [参考]T20(Think20)とは

    1. G20のエンゲージメントグループ(アジェンダや機能毎に形成された政府とは独立した団体)の1つであり,G20の「アイデア・バンク」として位置付けられ,G20各国のシンクタンク関係者等から構成。年間を通じて約10のタスク・フォース(TF)に分かれて議論し,T20本会合において提言書をまとめ,G20に提言を提出する。
    2. 2012年からG20開催国で実施,今回で8回目。直近は2018年9月にアルゼンチンで開催,マクリ大統領らが出席。
    3. 2019年T20本会合は,2019年5月に開催予定。2018年12月に日本がG20議長国となったのを受け,今次キックオフ会合を2018年12月4日(火)-5日(水曜日)に東京にて開催。
    4. 2019年T20本会合の共催団体はアジア開発銀行研究所(ADBI),日本国際問題研究所,国際通貨研究所。TFテーマ概要は,(1)2030アジェンダ,(2)国際金融アーキテクチャー,(3)気候変動・環境,(4)インフラ投資,(5)アフリカとの協力,(6)社会の一体性・グローバルガバナンス,(7)デジタル時代の教育・仕事,(8)貿易・投資,(9)中小企業政策,(10)高齢化社会・移民。
    5. T20の日本のHPリンクは以下のとおり。
      T20 Japan 2019別ウィンドウで開く


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