報道発表

岸田外務大臣の広島及び長崎出張

平成25年8月2日
  1.  8月6日,岸田文雄外務大臣は広島市に出張し,広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に出席する予定です。また,8月9日,岸田大臣は長崎市に出張し,被爆68周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席する予定です。
  2.  また,8月9日, 岸田大臣は,本年4月に大臣が立ち上げを表明した「ユース非核特使」の委嘱式を長崎において行います。委嘱式では,長崎出身の高校生平和大使に「ユース非核特使」の委嘱が行われる予定です。

(参考1)ユース非核特使
 政府は従来から,被爆者が海外等で行う被爆証言活動を後押しする「非核特使」制度を運用してきた。これに対し,被爆者の高齢化が進んでいることから,今回,概ね高校生以上30歳未満の若者を対象に,「ユース非核特使」制度を創設。一定の条件を満たす若者に「ユース非核特使」の名称使用を許可し,核兵器使用の惨禍の実相を広く国際社会に伝達する活動を後押しする。
なお,その他の高校生平和大使への委嘱は7月29日に実施済み。

(参考2)高校生平和大使
 長崎を拠点とする平和団体による事業で,1998年以降,毎年,高校生を国連に派遣し,核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴えている。2001年からは,核廃絶を求めて高校生が集めた署名を国連欧州本部(於:ジュネーブ)に届ける取組みを続けている。今回,「ユース非核特使」第一号案件となるのは,高校生平和大使20名が本年8月19日から22日までジュネーブ国連欧州本部等で行う一連の平和活動。


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