報道発表
中米諸国外務次官等による岸田外務大臣表敬

本30日午後3時30分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,我が国と中米諸国との政策対話である日本・中米「対話と協力」フォーラムに出席するため来日中の,中米統合機構(SICA)各国外務次官等(エルサルバドル,グアテマラ,コスタリカ,ドミニカ共和国,ニカラグア,パナマ,ベリーズ,ホンジュラス)及びSICA事務局長の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
冒頭,岸田大臣より,SICAに正式加盟したドミニカ共和国,及び先日就任したSICA新事務局長も参加の下,日本・中米「対話と協力」フォーラムを開催することができ喜ばしい旨述べるとともに,我が国はSICA諸国に対し様々な分野で協力を実施し,国際場裡においても緊密に協力していることを強調しつつ,今後の一層の経済交流が期待される旨述べました。
SICA議長国であるパナマの代表からは,本日の表敬は日本がSICAとの関係を強化したいという意思の現れであるとして謝意が表され,また,SICA事務局長及びグアテマラの代表からは,日・中米外交関係樹立80周年を迎える2015年に向け,経済交流,経済協力及び国際場裡における協力の3つの柱において関係を一層強化したい旨述べるとともに,これまでの我が国のSICAへの協力に対して感謝する旨述べました。
岸田大臣から,SICAから指摘のあった3つの柱を強化すべく,2015年というモメンタムを生かして具体的な協力関係を進めていきたい旨述べました。
(参考)日・中米「対話と協力」フォーラム
1995年から日本と中米諸国(エルサルバドル,グアテマラ,コスタリカ,ドミニカ共和国,ニカラグア,パナマ,ベリーズ,ホンジュラス)で交互に開催してきている次官級の政策対話。
(参考)日・中米外交関係樹立80周年
我が国は,2015年にエルサルバドル,グアテマラ,コスタリカ,ニカラグア,ホンジュラスと外交関係樹立80周年を迎える。中米統合機構の枠組みを生かし,パナマ,ベリーズ,ドミニカ共和国についても80周年のモメンタムを活用する予定。