報道発表
日・イラン外相電話会談
令和6年8月15日
8月15日、午後2時10分から約35分間、上川陽子外務大臣は、アリー・バーゲリキャニ・イラン・イスラム共和国外務大臣代行(H.E. Dr. Ali BAGHERI KANI, Acting Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 上川大臣から、現下の中東情勢の悪化への深刻な懸念を表しつつ、事態の更なるエスカレーションは、地域や国際社会全体の利益にならないとして、これ以上緊張を高めることがないよう、あらゆる努力がなされるべきであり、イランの理性的な対応を求めたい旨、働きかけを行いました。
- 更に、上川大臣から、イランが影響力を持つ関係勢力への自制を強く働きかけることを求めました。
- また、上川大臣から、事態が緊迫化した場合の邦人保護への協力を要請しました。
- 双方は、中東地域における平和と安定の重要性を確認するとともに、日・イラン間で、引き続き意思疎通を継続していくことで一致しました。