報道発表

G7外相会合(アウトリーチ・セッション(2)「ウクライナとの対話」概要)

令和5年11月8日
G7外相会合(アウトリーチ・セッション(2)「ウクライナとの対話」)の様子
発言する上川外務大臣

 11月8日、午後3時20分から約45分間、上川陽子外務大臣は、アウトリーチ・セッション(2)「ウクライナとの対話」を開催したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 本セッションでは、冒頭、上川大臣から、ロシアによるウクライナ侵略が開始されてから約1年9か月が経過したが、その間、ロシアの侵略に結束して対抗してきたウクライナ国民の勇気と忍耐強さに、改めて心からの敬意を表したい旨述べました。その上で、本年のG7議長国として、午前の「ウクライナ」セッションにおいてG7で一致した点(注)について、クレーバ外相に伝達しました。
  2. クレーバ・ウクライナ外相からは、本年のG7議長国である日本に対して、2月に続くG7外相会合への招待について感謝が述べられ、引き続きG7と連携していくことへの期待が表明されました。
  3. また、上川大臣から、越冬支援を含む日本のウクライナ支援について、直近では、9月に、キーウ市の多くの住民が裨益する大型変圧施設2基の供与を実施した旨説明しました。
  • (注)G7で一致した点
  • (1)現下の国際情勢の中であっても、結束して厳しい対露制裁や強力なウクライナ支援に取り組む姿勢は不変であること
  • (2)中長期的な復旧・復興のために官民一体となって取組を加速させていくこと
  • (3)平和フォーミュラのプロセスを国際的なパートナーと共に進める必要があること

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