報道発表
上川外務大臣とタイ米国通商代表との電話会談
令和5年10月5日
10月5日、午前8時50分から約25分間、上川陽子外務大臣は、キャサリン・タイ米国通商代表（The Honorable Ambassador Katherine Tai, United States Trade Representative）との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- タイ通商代表から、上川大臣の就任に対し祝意が述べられました。上川大臣からは、日米二国間の通商課題のみならず、インド太平洋地域における経済秩序、WTOを始めとする国際機関における連携、経済安全保障等の多岐にわたる課題に対応すべく、タイ通商代表と緊密に協力していきたい旨述べました。
- また、インド太平洋経済枠組み（IPEF：Indo-Pacific Economic Framework for Prosperity）について、上川大臣から、日本として引き続きIPEFにおける議論に積極的に貢献していきたい旨述べ、タイ通商代表から、交渉進展に向けた日本との協力の重要性が述べられました。
- さらに、両者は、WTO改革や日米二国間の通商協力関係について意見交換を行うとともに、10月末のG7大阪・堺貿易大臣会合では全メンバー中4名の代表が女性である事実にも触れながら緊密に連携していくことを確認しました。