報道発表
日米文化教育交流会議(カルコン)日米委員長及び米側カルコン委員による林外務大臣表敬
令和4年10月26日


10月26日、午後3時00分から約15分間、林芳正外務大臣は、シーラ・スミス日米文化教育交流会議米側委員長( Dr. Sheila Smith, the U.S. chair of the Japan-United States Conference on Cultural and Educational Interchange:通称「カルコン」(CULCON))、加藤良三同日本側委員長及び米側カルコン委員の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 林大臣から、日米間の人的交流は重要であり、人的交流におけるカルコンの貢献を引き続き期待する旨述べました。またカルコン・シンポジウムが九州で成功裏に開催されたことに祝意を表しました。
- これに対して、スミス委員長を始めとする米側出席者は、カルコン・シンポジウムにおける議論を基に、日米の地方間の交流強化や、米国の地方在住の若者の日本に関する情報や教育へのアクセス向上等を通じて、交流強化のために尽力していきたい旨述べました。
(参考1)日米文化教育交流会議(カルコン)
1961年6月、池田勇人総理とジョン・F・ケネディ米国大統領(いずれも当時)との間の共同声明に基づき発足。日米の有識者が、両国間の文化・教育交流について、両国政府に対して提言・勧告することを目的とする。1962年1月、東京で第1回合同会議が開催されて以来、合同会議を原則2年ごとに日米相互に開催してきている。
(参考2)カルコン・シンポジウム
カルコンでは、合同会議を開催しない年にシンポジウムを開催しており、2022年は10月24日に九州国立博物館において「日米の相互理解のために」をテーマに開催された。