報道発表
2020年国連経済社会理事会理事国選挙における我が国の当選
令和2年6月18日
1 我が国は,6月18日(現地時間17日)ニューヨークにて実施された第74回国連総会における国連経済社会理事会(経社理)理事国選挙において,理事国に再選されました。これによって,2021年から2023年の間,理事国として通算20期目となる任期を務めることとなりました。
2 経社理は,国連総会,安全保障理事会と並ぶ国連の主要機関の一つであり,経済,社会,文化,教育,保健,人権等の分野について勧告を行うこと等を任務とする機関です。特に近年は,持続可能な開発目標(SDGs)や新型コロナウイルス対策を含めた保健,教育,ジェンダーといった,我が国として重視する課題について集中的に討議してきています。
3 これらの課題に取り組む上で,経社理が実効的な機関としての役割を果たせるよう,我が国として,理事国各国とも連携しつつ,引き続き貢献を行っていく考えです。
[参考]選挙結果の概要
経社理は54か国で構成され,理事国の任期は3年で,毎年3分の1の18か国ずつ改選される。
(改選3議席) | |
: | インドネシア,日本,ソロモン |
(改選5議席) | |
: | リベリア,リビア,マダガスカル,ナイジェリア,ジンバブエ |
(改選1議席) | |
: | ブルガリア |
(改選4議席) | |
: | アルゼンチン,ボリビア,グアテマラ,メキシコ |
(改選5議席) | |
: | オーストリア,フランス,ドイツ,ポルトガル,英国 |