報道発表

日米外相電話会談

令和2年3月20日

 3月20日午後9時頃から約20分間,茂木敏充外務大臣は,マイク・ポンペオ米国国務長官(The Honorable Mike Pompeo,Secretary of State of the United States)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両外相は,13日に行われた日米首脳電話会談の結果を踏まえつつ,新型コロナウイルス感染症に関し,両国の国内の状況や感染拡大防止策について意見交換を行いました。また,両外相は次の四点について一致しました。

(1)第一に,各国で感染が拡大する中,感染症対策により得られた教訓・知見を共有していくこと。

(2)第二に,感染の拡大防止を図る上で,一定期間の適切な水際対策も必要であり,また,水際対策をとる上では日米両国及び関係国間での協調及び情報共有が重要であること。

(3)第三に,感染症の沈静化に向けて治療薬やワクチンの開発が極めて重要であり,各国の官民の取組を強化し,共同開発も模索していくこと。

(4)第四に,両国に滞在しているそれぞれの国民の安全確保に向けて引き続き協力していくこと。

2 更に,両外相は,G7外相会合においても新型コロナウイルス感染症や国際社会の重要課題についてしっかり議論し,協力していくことを確認しました。


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