報道発表

ニジェールに対する灌漑稲作振興のための無償資金協力に関する書簡の交換

令和元年10月7日

  1. 1 10月4日(現地時間同日),ニジェール共和国の首都ニアメにおいて,我が方倉光秀彰駐ニジェール大使(コートジボワールにて兼轄)と先方ディアロ・アミナ・ジボ外務・協力・アフリカ統合・在外ニジェール人省外務事務次官(H.E. Mrs. DIALLO AMINA DJIBO, Secretary General of Ministry for Foreign Affairs, Cooperation, African Integration and Nigeriens Abroad)との間で,供与限度額を11億9,400万円とする無償資金協力「灌漑(かんがい)稲作振興のための農業水利整備公社機能強化計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 ニジェールの基幹産業である農業には同国の労働人口の80%以上が従事していますが,ほとんどは天水農法であり,雨季作の穀物は1年間の世帯消費量を賄えておらず,国内需要は国内生産量を大きく上回っています。中でも,国土南部を流れるニジェール川沿いの灌漑水田である農業水利区(AHA)では,水田の維持管理が十分に行われていないことが多く,灌漑設備の老朽化などにより農業生産性は伸び悩んでいます。

    3 この計画は,AHAの維持管理業務等を行う農業水利整備公社(ONAHA)において,灌漑農業基盤整備及び維持管理に必要な機材を整備することにより,ONAHAの機能強化を図り,もってコメ等の農作物の生産拡大を通じて灌漑農業に従事する農民の生計向上及びニジェールにおける農村開発を通じた食料安全保障の達成に寄与するものです。この計画を通じて,2024年(事業完成3年後)には,新規整備の灌漑面積が200ha/年増加し,新規灌漑整備地区におけるコメ平均単収(籾ベース)が4.6t/ha増加するなどが見込まれます。

    4 我が国は,2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において,コメ増産を含む農業の振興を支援する旨表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この協力は同表明を具体化するものです。

    [参考]ニジェール共和国基礎データ
     ニジェール共和国の面積は約126.7万平方キロメートル(日本の約4倍),人口は2,148万人(2017年,世界銀行),人口一人当たり国民総所得(GNI)は380米ドル(2018年,世界銀行)。


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