報道発表

ミクロネシアの保安能力向上のための支援
(無償資金協力に関する書簡の交換)

平成31年4月22日

  1. 1 本22日(現地時間同日),ミクロネシア連邦の首都パリキールにおいて,我が方堀江良一駐ミクロネシア大使と先方ローリン S.ロバート外務大臣(Hon. Lorin S. Robert, Secretary of Department of Foreign Affairs, Federated States of Micronesia)との間で,ミクロネシアの保安能力向上のための支援として供与額5億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 ミクロネシアは,4つの州(コスラエ州,ポンペイ州,チューク州及びヤップ州)で構成される連邦国家であり,それぞれの州で空港・港湾・郵便局を備えていますが,現状,ポンペイ空港を除く空港,港湾及び郵便局で荷貨物・人物用のX線検査機等の保安設備が整備されておらず,一部X線検査機が導入されているポンペイ空港においても保安体制が不十分な状態にあります。こうした状況から,同国の保安体制の強化のため,X線検査機材等の保安設備の整備は喫緊の課題となっています。この協力では,ミクロネシア政府に対し,空港・港湾・郵便局に設置する保安検査関連機材(荷貨物用X線検査装置,人物用スクリーニングシステム等)の供与を行うことにより,同国の保安能力向上及び経済社会開発に寄与することが期待されます。

    3 上記2つの協力は,昨年5月18日及び19日に福島県いわき市において開催された第8回太平洋・島サミットにおいて,我が国政府が表明した支援の柱である「自由で開かれた持続可能な海洋」及び「強靱かつ持続可能な発展の基盤強化」に資する協力(PDF)別ウィンドウで開くとして実施するものです。

    [参考1]ミクロネシア連邦基礎データ
     ミクロネシア連邦は,面積700平方キロメートル(奄美大島とほぼ同じ),人口約10.6万人(2017年,世界銀行),一人当たりの国民総所得(GNI)は3,590米ドル(2017年,世界銀行)。

    [参考2]第8回太平洋・島サミット

    (1)第8回太平洋・島サミット(PALM8)は2018年5月18日及び19日に福島県いわき市において開催。16の太平洋島嶼国・地域及びオーストラリア・ニュージーランドの首脳級等が出席。ミクロネシアからはクリスチャン大統領が参加した。

    (2)我が国は,PALM8において,(ア)自由で開かれた持続可能な海洋,(イ)強靱かつ持続可能な発展の基盤強化,(ウ)人的交流・往来の活性化の3つを柱として,今後3年間でこれまでの実績も踏まえた,従来同様の,しっかりとした開発協力の実施及び成長と繁栄の基盤である人材の育成・交流の一層の強化を表明した。


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