報道発表

特定通常兵器使用禁止制限条約 自律型致死兵器システムに関する政府専門家会合の開催

平成31年4月1日

  1. 1 3月25日から29日まで,ジュネーブにおいて,特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みの下で,自律型致死兵器システム(LAWS)に関する政府専門家会合(GGE)が開催され,我が国を含む約70か国の他,国際機関,NGOが参加しました。我が国から,髙見澤將林(のぶしげ)軍縮代表部大使を団長として,外務省及び防衛省関係者他が出席しました。

    2 今回のGGEは,昨年11月のCCW締約国会議の決定に基づいて開催されたものであり,規制すべきLAWSの特徴,人間の関与のあり方,今後の取り進め方等について,活発な議論が行われました。

    3 我が国は,国際社会がLAWSに関して人道と安全保障の視点も勘案した,バランスの取れた議論を行い,将来目指すべき取組の方向性を示すことに貢献すべく,今回のGGEへ我が国の考え方等をまとめた作業文書を提出しました。また,会合において,完全自律型の致死性を有する兵器の開発を行う意図は有していないとの立場を改めて表明しつつ,有意な人間の関与が確保された自律性を有する兵器システムは,ヒューマンエラーの減少,省力化・省人化といった安全保障上の意義を有する旨述べました。

    4 今回の会合においては重要論点に関して活発な議論がなされた一方,引き続き各国の立場には隔たりが見られました。議長から各議題に則して,議論が収斂しつつある点と相違が引き続きみられる点について整理を行う取組がなされ,各国からは,様々な議論が行われ,閉会しました。

    5 我が国としては,8月下旬に行われる次回GGEに向け,引き続き国際的なルール作りに積極的かつ建設的に参加していく考えです。


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