報道発表

コートジボワールにおける母子保健サービス改善のための無償資金協力に関する書簡の交換

平成31年3月12日

  1. 1 本12日(現地時間11日),コートジボワール共和国のアビジャンにおいて,我が方倉光秀彰駐コートジボワール大使と先方マルセル・アモン=タノー外務大臣(H.E. Mr. Marcel AMON-TANOH, Minister of Foreign Affairs)との間で,供与限度額を1億2,600万円とする無償資金協力「大アビジャン圏母子保健サービス改善のためのココディ大学病院整備計画(詳細設計)」に関する書簡の交換が行われました。

    2 同国では10年以上にわたる内戦及び政治的危機の影響により,保健医療サービスを含む基礎的社会サービスの提供体制が著しく悪化しています。このような中,妊産婦・新生児の継続ケアを実現するため,コミュニティから高次の医療施設までの適切な役割分担と有機的な連携を実現するための体制の強化が課題となっています。

    3 この計画は,アビジャンにおいて,ココディ大学病院の産科,新生児科等の拡張及び機材整備を行うことにより,同病院の母子保健サービスの改善を図り,もって大アビジャン圏の母子保健サービスの改善を通じたコートジボワールの安全で安定した社会の回復に寄与するものです。この計画を通じて,2024年(事業完成3年後)には,新生児科の死亡退院割合が5.3%減少し,小児外科の手術件数が354件/年,帝王切開数が1,182件/年増加することが期待されます。また,患者の症状・重症度に応じた医療サービスがスムーズに提供できるようになるとともに,ココディ大学病院内の母子保健に関する三次医療機能が集約されることにより,関連診療科の連携が強化されることが期待されます。

    4 我が国は,2016年のTICAD VIにおいて,「公衆衛生危機への対応能力及び予防・備えの強化」及び「アフリカにおけるUHC推進」を表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この計画は同表明の達成に貢献するものです。

    [参考]コートジボワール共和国基礎データ
     コートジボワール共和国の面積は約32.2万平方キロメートル(日本の約0.9倍),人口は2,429万人(2017年,世界銀行),人口一人当たり国民総所得(GNI)は1,580米ドル(2017年,世界銀行)。


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