報道発表

フィジーにおける防災・減災能力強化のための支援
(無償資金協力に関する書簡の交換)

平成30年12月18日

  1. 1 本18日(現地時間同日),フィジー共和国の首都スバにおいて,我が方大村昌弘駐フィジー特命全権大使と先方ヨゲシュ・カラン首相府次官(Mr. Yogesh Karan, Permanent Secretary for the Office of the Prime Minister)との間で,供与額3億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 フィジーは,330の島々から構成され,国土が広大な地域に散在しており,地震による津波被害や,サイクロンに伴う洪水や土砂災害等,自然災害を受けやすい環境にあります。近年では,2016年2月にカテゴリー5(最大級)の熱帯性サイクロンが同国の主島ビチ・レブ島及びバヌア・レブ島等を直撃し,人口の6割にあたる約54万人が被災しています。

    3 この計画は,このような災害が発生した際に人命救助や捜索等の初動にあたるとともに,沿岸海域の海洋保全と同域内での救命・捜索業務等を担っているフィジー警察に対して,同国の防災・減災のために救命ボート等の海上保安関連機材を供与するものです。この協力により,同国警察の機能の向上を図り,もって同国の持続的な経済発展に寄与することが期待されます。

    4 この協力は,本年5月18日及び19日に福島県いわき市において開催された第8回太平洋・島サミットにおいて,我が国政府が表明した支援の柱である「自由で開かれた持続可能な海洋」及び「強靱かつ持続可能な発展の基盤強化」に資する協力(PDF)別ウィンドウで開くとして実施するものです。

    [参考1]フィジー共和国基礎データ
     フィジー共和国は,面積1万8,270平方キロメートル(四国とほぼ同じ大きさ),人口約90万人(2017年,世界銀行),1人当たり国民総所得(GNI)は4,970米ドル(2017年,世界銀行)。

    [参考2]第8回太平洋・島サミット

    (1)第8回太平洋・島サミット(PALM8)は5月18日及び19日に福島県いわき市において開催。16の太平洋島嶼国・地域及びオーストラリア・ニュージーランドの首脳級等が出席。フィジーからはバイニマラマ首相が参加した。

    (2)我が国は,PALM8において,(ア)自由で開かれた持続可能な海洋,(イ)強靱かつ持続可能な発展の基盤強化,(ウ)人的交流・往来の活性化の3つを柱として,今後3年間でこれまでの実績も踏まえた,従来同様の,しっかりとした開発協力の実施及び成長と繁栄の基盤である人材の育成・交流の一層の強化を表明した。


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