報道発表

MIRAIプログラム・2018
第1グループ(西バルカン)の青年招へい

平成30年10月29日
  1. 10月31日から11月7日まで,外務省が推進するMIRAIプログラムに基づいて,西バルカン諸国(アルバニア,コソボ,セルビア,ボスニア・ヘルツェゴビナ,マケドニア及びモンテネグロ)から青年を18名招へいします。

  2. 一行は,訪日中,東京都内,広島及び京都において視察を行うとともに,都内では,JICA地球ひろばを訪問するほか,上智大学において,日本人学生との意見交換等を行います。広島では,平和記念公園を訪れ,被爆者の講話を聴き,被爆の実相について理解を深める予定です。京都では,伝統文化体験等を行います。その上で,最終日となる6日には,外務省の西バルカン担当大使に対する一行による報告会を行う予定です。
  3. 今回の招へいは,本年1月に安倍総理大臣が発表した「西バルカン協力イニシアティブ」の一環であり,日本と西バルカン諸国との間,及び西バルカン地域の諸民族間の相互理解を促進するものです。今回のプログラムは,ドイツを始めとする欧州の主要国が主導するベルリン・プロセスの成果として発足した西バルカン地域青年協力機構(RYCO)と協力して実施します。
  4. このプログラムを通じて,参加国の青年が我が国に対する理解を深め,帰国後も日本で得た経験を積極的に発信していくことが期待されます。

[参考1]MIRAI(Mutual-understanding, Intellectual Relations and Academic Exchange Initiative)プログラム

(1)概要(PDF)別ウィンドウで開く
 平成27年に開始し,本年で4年目を迎える招へいプログラム。欧州及び中央アジア・コーカサス地域からの大学生・大学院生,若手社会人に対し,日本の政治,経済,社会,歴史,文化及び外交政策について理解を深める機会を提供するとともに,同世代の日本人学生や若手実務者との知的交流を行い,相互理解を促進する事業。

(2)本年は下記48か国から合計178名をテーマ別に5グループに分けて招へい予定。
 アイスランド,アイルランド,アゼルバイジャン,アルバニア,アルメニア,イタリア,ウクライナ,ウズベキスタン,英国,エストニア,オーストリア,オランダ,カザフスタン,キプロス,ギリシャ,キルギス,クロアチア,コソボ,ジョージア,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,セルビア,タジキスタン,チェコ,デンマーク,ドイツ,トルクメニスタン,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ブルガリア,ベラルーシ,ベルギー,ポーランド,ボスニア・ヘルツェゴビナ,ポルトガル,マケドニア,マルタ,モルドバ,モンテネグロ,ラトビア,リトアニア,ルーマニア,ルクセンブルク。

(3)実施団体

[参考2]ベルリン・プロセス
 2014年に西バルカン諸国の地域協力,EU加盟支援等を目的として設立されたドイツを始めとする欧州主要国によるイニシアティブ。

[参考3]西バルカン地域青年協力機構(RYCO: Regional Youth Cooperation Office
 2016年7月の西バルカン首脳会談(於:パリ)において,西バルカン地域の青年交流促進を目的として設立された機関。本部はアルバニアのティラナ。


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