報道発表

WTO改革に関するカナダ主催少数国閣僚会合の開催

平成30年10月26日

  • WTO改革に関するカナダ主催少数国閣僚会合の開催1
  • WTO改革に関するカナダ主催少数国閣僚会合の開催2
  1.  10月24日及び25日(現地時間),カナダのオタワにおいて,WTO改革に関するカナダ主催少数国閣僚会合が開催されたところ,概要以下のとおりです。カナダのジェームズ・ゴードン・カー国際貿易多様化大臣が議長を務め,外務省からは,辻清人外務大臣政務官が出席しました(経済産業省からは関芳弘経済産業副大臣が出席)。

    1 出席者(13か国・地域の閣僚若しくは代理及びロベルト・アゼベドWTO事務局長が出席)

    カナダ(議長:カー国際貿易多様化大臣),日本,オーストラリア,ブラジル,チリ,EU,ケニア,韓国,メキシコ,ニュージーランド,ノルウェー,シンガポール,スイス,WTO

    2 会議概要

    (1)今次会合では,(ア)WTOの監視機能の効率性・有効性及び透明性の向上,(イ)紛争解決制度の維持,(ウ)21世紀の貿易ルール作りという議題で議論が行われました。

    (2)会合の最後に,WTOにおける紛争解決制度の重要性,WTOの交渉機能の再活性化及びWTO加盟国・地域の貿易政策の監視及び透明性の強化に関する内容を含む閣僚声明仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)が全会一致で発出されました。

    (3)紛争解決制度の維持及び21世紀の貿易ルール作りの議論では,辻政務官から,概要以下のとおり発言を行いました。

    ア ルールに基づく多角的貿易体制にとって紛争解決制度は不可欠な存在。その上で,紛争解決制度を巡る全ての論点について議論に取り組み,できることから一つずつ具体的な提案をまとめることが望ましい。

    イ 21世紀の貿易ルール作りについて,現在,有志国で議論が行われている電子商取引に関する議論等に積極的に参加し,新たなルール作りに貢献していく。さらに,日本は,「自由貿易の旗手」として,自由で公平なルールを高い水準で世界に広めていくべく,TPP11別ウィンドウで開く日EU・EPAの早期発効やRCEP交渉の推進等の取組を進めていく。

    (4)また,閉会セッションにおいて,辻政務官から,本日の議論を基礎として他のWTO加盟国・地域にも具体的な議論を広げていき,WTO改革の緊急性について認知度を高めていく必要がある旨指摘するとともに,改革全体をパッケージ化せず,問題の性質に応じて,個別に最も有効な対応を検討し,できるものから実施していくとのアプローチをとることが重要である旨指摘しました。

    3 二国間会談等

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      カナダのカー国際貿易多様化大臣との会談
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      カナダのカー国際貿易多様化大臣との会談
     辻政務官は,今次会合中,議長国カナダのカー国際貿易多様化大臣及びロドリゴ・ジャニェス・ベニテス・チリ外務省国際経済関係総局長兼貿易副大臣と会談を行い,WTOにおける協力や二国間関係などについて協議したほか,参加各国等出席者との間で短時間立ち話を行いました。
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      チリのジャニェス外務省国際経済関係総局長
      兼貿易副大臣との会談
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      チリのジャニェス外務省国際経済関係総局長
      兼貿易副大臣との会談

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