報道発表
中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定の署名
平成30年10月4日
1 10月3日(現地時間同日),デンマークのイルリサットにおいて,鈴木敏郎駐デンマーク大使が9か国・機関の代表とともに中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定に署名しました。
2 この協定は,健全な海洋生態系を保護し,並びに魚類資源の保存及び持続可能な利用を確保するための長期的な戦略の一部として,中央北極海の公海水域における規制されていない漁獲を防止することを目的としています。
[参考]中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定
北極海沿岸5か国(カナダ,デンマーク,ノルウェー,ロシア,米国)に日本,中国,アイスランド,韓国,EUを加えた10か国・機関間で平成27年12月から計7回の交渉会合が実施された。平成29年11月に行われた第6回会合において大筋合意に至り,本年2月に行われた第7回会合において法的・技術的な観点から本協定案の確認等が行われた。