報道発表

安西祐一郎氏の国連「デジタル協力に関するハイレベルパネル」メンバーへの選任

平成30年7月13日

1 7月12日,安西 祐一郎氏(慶應義塾 学事顧問・同大学名誉教授 独立行政法人日本学術振興会 顧問・学術情報分析センター所長)は,アントニオ・グテーレス国連事務総長が設置した「デジタル協力に関するハイレベルパネル」のメンバーに選任されました。我が国政府は,情報科学,認知科学等の分野で国際的に顕著な実績を有し,科学技術イノベーション政策にも精通する安西氏の選任を歓迎します。

2 「デジタル協力に関するハイレベルパネル」は,世界各国の政府,民間,市民社会,科学界等から有識者20名をメンバーに選任し,デジタル空間におけるあらゆるステークホルダーの連携を強化するための報告書を作成します。すべての人々にとって効果的かつ包括的なデジタル協力の実現への貢献が期待されます。

[参考1]デジタル協力に関するハイレベルパネル  2018年7月12日にアントニオ・グテーレス国連事務総長が設置を発表別ウィンドウで開く。メリンダ・ゲイツ氏(ビル&メリンダゲイツ財団共同会長)とジャック・マー氏(アリババグループ会長)が共同議長を務める。

[参考2]安西 祐一郎氏略歴
 1974年に慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了,工学博士。カーネギーメロン大学客員助教授等を経て1988年に慶應義塾大学理工学部教授に就任。2001年から2009年まで慶應義塾長,2011年から2018年まで独立行政法人日本学術振興会理事長を務め,2016年から府省連携人工知能技術戦略会議議長,2018年から内閣府戦略的イノベーション創造プログラム「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」プログラムディレクターに就任。数々の学会・審議会等の要職を歴任。


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