報道発表

バングラデシュに対する無償資金協力
「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換

平成30年6月20日

1 本20日(現地時間同日),バングラデシュ人民共和国の首都ダッカにおいて,我が方泉裕泰駐バングラデシュ大使と先方カジ・ショフィクル・アゾム財務省経済関係局次官(Mr. Kazi Shofiqul Azam, Secretary, Economic Relations Division, Ministry of Finance)との間で,総額4億3,300万円を供与限度額とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換が行われました。

2 この計画は,バングラデシュの若手行政官等が,我が国で学位(修士または博士)を取得するために必要な学費等を供与するものです。

3 この協力により,最大で修士課程30名及び博士課程3名のバングラデシュの行政官等が訪日することになります。これにより,バングラデシュの将来を担う人材が自国の開発や発展に必要な各分野の専門的知識を習得し,帰国後,同国政府の政策立案等に貢献することが期待されます。また,日・バングラデシュ間の相互理解及び友好関係の強化に加え,国際的な知的ネットワークの強化に寄与する人材の育成につながることが期待されます。

[参考]バングラデシュ人民共和国基礎データ
バングラデシュ人民共和国は,面積約14.7万平方キロメートル(日本の約4割),人口約1億6,175万人(2017年,バングラデシュ統計局)であり,人口1人当たりの国民総所得(GNI)は1,330米ドル(2016年,世界銀行)。


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