報道発表

「科学技術外交推進会議」第7回会合の開催

平成30年5月18日

  • 「科学技術外交推進会議」第7回会合の開催1
  • 「科学技術外交推進会議」第7回会合の開催2
  1. 1 本18日,岡本三成外務大臣政務官及び岸輝雄外務省参与(外務大臣科学技術顧問)の出席の下,「科学技術外交推進会議」の第7回会合が開催されました。

    2 冒頭,岡本政務官から,持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた科学技術イノベーション(STI)の重要性や目標達成に向けたSTI活用に関する計画表(ロードマップ)のあり方に関する国内外での累次に亘る討議を踏まえ,本日の会議において,ロードマップを含む我が国の提言案に関する議論が活発に行われるとともに,こうした日本の一連の取組により,2019年の大阪G20,TICAD7,SDGs首脳会合を見据え,STIを通じたSDGs達成に向けた大きな潮流が形作られることへの期待を表明しました。

    3 岸顧問から,前回の第6回推進会合以降の活動(北極域に関する提言,日本の科学技術イノベーションの対外発信の取組,外務省内での研修・講義等)について振り返るとともに,今年6月の第3回国連STIフォーラムで登壇し,各国によるロードマップ策定に向けた取組を前進させるべく分かりやすいメッセージを世界に発信していきたい旨述べました。

    4 さらに,外務省から第3回国連STIフォーラムに向けた最近の動向を説明したほか,国連「10人委員会」委員に選出された中村道治委員に加え,有本建男委員から,SDGs達成のためのSTIに関する国際会議での議論の概要等が紹介されました。

    5 以上を踏まえ,各委員から,提言案等に関する活発な議論が行われました。

    [参考1]外務大臣科学技術顧問(外務省参与)
     外務大臣の活動を科学技術面でサポートし,各国の科学技術顧問・科学技術分野の関係者との連携強化を図りながら,各種外交政策の企画・立案における科学技術の活用について外務大臣及び関係部局に対し助言を行うことを目的として外務省に設置。平成27年9月,岸輝雄東京大学名誉教授が就任した。

    [参考2]「科学技術外交推進会議」
       科学技術の各種分野における専門的な知見を外務大臣科学技術顧問の下に集め,我が国のトップ外交やハイレベル国際会議を含む各種外交政策の企画・立案過程に活用する「科学技術外交アドバイザリー・ネットワーク」の一環として,科学技術外交の関連分野における学識経験者から構成される「科学技術外交推進会議」を設置(外務大臣科学技術顧問を座長とする計18名の委員から構成)。平成28年2月の第1回会合以降,これまでに6回の会合を開催。

    [参考3]「国連STIフォーラム」
     国連STIフォーラムは,年1回,政府,科学者,イノベーター,起業家,市民社会等の様々なステークホルダーが,SDGsの実施を巡るSTIについて議論する場。これまで2016年6月及び2017年5月の2回実施され(於:ニューヨーク国連本部),本年は6月5日及び6日に予定されており,星野俊也国際連合日本政府代表部大使・次席常駐代表が共同議長を務める。

    [参考4]10人委員会

    1 2015年9月に国連で採択された持続可能な開発のための2030アジェンダにより,SDGsの実施を促進するため,技術円滑化メカニズム(TFM:Technology Facilitation Mechanism)が立ち上げられた。同メカニズムは(1)持続可能な開発目標(SDGs)のための科学技術イノベーション(STI)に関する国連機関間タスクチーム(IATT),(2)SDGsのためのSTIに関するマルチステークホルダーのフォーラム(STIフォーラム)及び(3)オンライン・プラットフォームの3つから構成されている。

    2 「10人委員会」(市民社会,民間セクター,科学界から,国連事務総長により任命された有識者委員会。任期は2年)は,技術円滑化メカニズムの構成要素の一つであるIATTに対し,STIフォーラムの準備,STIフォーラムのサマリー作成,ハイレベル政治フォーラムへのブリーフィング等において,見解,指導,助言を与える。


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