報道発表

核軍縮に関する外務省とNGOとの意見交換会の開催

平成30年4月13日

1 本13日,外務省において,核軍縮に関する外務省とNGOとの意見交換会が開催されました。外務省側からは,岡本三成外務大臣政務官他,NGO側から川崎哲ピースボート共同代表等11名が参加しました。

2 冒頭,田中煕巳日本原水爆被害者団体協議会代表委員及び森瀧春子核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表から,岡本政務官に対し,核兵器禁止条約への署名・批准を求める内容を含め,日本の核軍縮・不拡散政策についての要請兼質問書を手交しました。

3 岡本政務官からは,核兵器禁止条約は,核廃絶というゴールを共有している一方で日本政府とアプローチを異にしていることは事実だが,広島・長崎の方々が,長年にわたり被爆の実相を世界に伝える活動に取り組まれてきた努力に改めて敬意を表したい旨述べた上で,3月29日に河野太郎外務大臣に提出された「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」の提言を,4月23日から開催されるNPT第2回準備委員会に然るべくインプットし,核軍縮の進展に向けた国際社会の機運を高めることに貢献したい旨述べました。

4 この後も,NGO側から我が国の核軍縮・不拡散政策等につき様々な意見や質問が出され,活発な意見交換が行われました。


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