報道発表
河野外務大臣主催自律型致死兵器システムに関する有識者との意見交換会の開催
平成30年3月14日
1 本14日午後4時から,約1時間10分,外務省は,自律型致死兵器システムに関する有識者との意見交換会を開催しました。
2 自律型致死兵器システムについては,現在,国際場裡において,国際人道法との関係,倫理上の論点,関連技術のデュアル・ユース性及び安全保障上の問題を主要な論点として,活発な議論が行われています。本件意見交換会は,こうした国際的な議論も踏まえ,外務省としても一層の研究を進める必要があるとの考えの下,開催したものです。
3 外務省としては,自律型致死兵器システムに関する更なる研究を進め,本件分野における国際的な議論に積極的かつ建設的に参画していく考えです。
[参考]特定通常兵器使用禁止制限条約における自律型致死兵器システムに関する議論
2017年11月,特定通常兵器使用禁止制限条約の枠組みの下,自律型致死兵器システムに関する第1回政府専門家会合が開催され,同システムに関する国際社会の共通認識の形成を目指し,技術,軍事的効果,法律・倫理といった諸側面に関する活発な議論が行われた。2018年は,4月と8月の2回にわたり同専門家会合が開催される予定。