報道発表
サンズ世界エイズ・結核・マラリア対策基金次期事務局長による中根外務副大臣表敬
平成30年2月2日
本2日午前10時10分から約20分間,中根一幸外務副大臣は,訪日中のピーター・サンズ世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)次期事務局長(Mr. Peter Sands, Incoming Executive Director, the Global Fund To Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria (the Global Fund))による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,中根副大臣から,サンズ次期事務局長の訪日を歓迎し,次期事務局長への就任を祝福するとともに,3大感染症対策におけるグローバルファンドのこれまでの実績を評価しつつ,日本政府も3大感染症対策を含む保健分野を重要な外交政策の一つとして位置づけ積極的に取り組んできた,今後も同基金と連携して3大感染症の撲滅,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進を進めていきたい旨述べました。
2 これに対しサンズ次期事務局長は,グローバルファンドに対する長年の日本の支援に対して謝意を示し,国際保健分野における日本のリーダシップを評価するとともに,同氏の事務局長就任後もこれまでのグローバルファンドの重要戦略を継続し国際保健分野における日本とのパートナーシップを強化していきたい旨述べました。
3 そのほか中根副大臣とサンズ次期事務局長は,途上国における強靱かつ持続可能な保健システムの構築やグローバルファンドにおける邦人職員の増加等について意見交換を行いました。
[参考]ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(PDF)
世界中のすべての人が生涯を通じて必要な時に基礎的な保健サービスを負担可能な費用で受けられること。