報道発表

カンボジアに対する円借款の供与(事前通報)

平成30年1月29日

  1. 1 本29日(現地時間同日),カンボジア王国の首都プノンペンで実施された中根一幸外務副大臣とフン・セン・カンボジア王国首相(Samdech Akka Moha Sena Padei Techo Hun Sen, Prime Minister of the Kingdom of Cambodia)との会談において,「プノンペン首都圏送配電網拡張整備計画(フェーズ2)(第二期)」の円借款の供与(供与限度額92億1,600万円)に関する事前通報を行いました。今回の事前通報を踏まえ,今後,我が国とカンボジア政府との間で,円借款の供与に関する交換公文を締結する予定です。

    2 対象案件の概要(案件位置図(PDF)別ウィンドウで開く

    (1)プノンペンの電力供給の安定化のため送変電・配電設備の増強計画に融資
     電力需要が集中する首都プノンペンにおいて,カンボジア政府が変電所の新増設,送配電線の整備及び系統安定化装置等を導入するための資金を融資します。平成27年3月に第一期として円借款を供与(供与限度額38億1,600万円)し,今回はそれに続く第二期の融資となります。
     これにより,送変電・配電設備の容量不足が解消され,日本の約100倍以上となっている一戸あたりの停電回数と停電時間が格段に減少し,人口170万人を抱えるプノンペンの電力供給の安定化が図られます。さらに,送電ロスについても約10%削減し,気候変動緩和に資することが期待されます。
     また,カンボジアでは,プノンペン近郊の経済特別区を中心に日系製造業の進出が増加しており,入居する日本企業にも裨益することが期待されます。

    3 供与条件

    (1)金利年0.01%
    (2)償還期間40年(10年の据置期間を含む)
    (3)調達条件一般アンタイド
     本件は,2015年7月の第7回日メコン首脳会議で安倍総理大臣から表明した,メコン地域に対する今後3年間で7,500億円の支援(PDF)別ウィンドウで開くの一環です。

    [参考]カンボジア王国基礎データ
     カンボジア王国は,面積約18万1,000平方キロメートル(日本の約0.48倍),人口1,558万人(2015年,世界銀行),人口一人あたりの国民総所得(GNI)は1,140ドル(2016年,世界銀行)。


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