報道発表
佐藤外務副大臣(総理特使)のリベリア訪問(結果)
1 佐藤正久外務副大臣は,昨年12月に行われたリベリア共和国大統領選挙の結果を受けて1月22日に行われたジョージ・タウロン・マネー・オポン・ウェア新大統領(H.E. Mr. George Tawlon Manneh Oppong WEAH, President of the Republic of Liberia)の就任式に総理特使として出席するため,1月21日から23日にかけて,リベリアを訪問しました。
2 22日,佐藤副大臣は,サミュエル・カニオン・ドゥ・スタジアムで開催されたウェア大統領の就任式に参列しました。また,その後開催されたリベリア政府主催の首脳昼食会にも出席しました。
この他,佐藤副大臣は,式典会場等において,リベリアの新旧副大統領,ローリングス元ガーナ大統領等と立ち話を行いました。
3 更に,23日,佐藤副大臣は,ウェア大統領及びエレン・ジョンソン・サーリーフ前大統領(H.E. Mrs. Ellen Johnson SIRLEAF, Former President)に表敬しました。ウェア大統領への表敬では,天皇陛下からの祝電を伝達すると共に,安倍総理大臣からの親書を手交し,これまで築かれた二国間関係を更に強化すると共に,重要なグローバル課題にも共に取り組んでいきたいとの考えを伝達しました。ウェア大統領からは,これまでの日本の支援に感謝すると共に,今後とも経済分野を含む様々な分野で日本との協力を深めていきたいとの考えが示されました。
サーリーフ前大統領への表敬では,日本との関係に対する同前大統領のこれまでの貢献に謝意を伝えると共に,二国間関係やグローバルな課題について意見交換を行いました。サーリーフ前大統領からは,日本はリベリアにおける特別なパートナーであり,良好な関係が更に強化されることを期待する旨述べました。
4 そのほか,佐藤副大臣は,リベリア滞在中に,在留邦人との懇談会や日本が実施中の開発協力サイトの視察を行いました。