外務報道官談話

平成29年12月30日

1 我が国は,12月26日(現地時間)にリベリア共和国大統領選挙決選投票が平和裡に実施されたことを歓迎し,)ジョージ・タウロン・マネー・オポン・ウェア候補(Mr George Tawlon Manneh Oppong WEAH)(PDF)別ウィンドウで開くが選出されたことに祝意を表します。

2 我が国は,新大統領のリーダーシップの下,リベリアが社会経済発展を進めると共に,アフリカ,特に西アフリカ地域の平和と安定により一層貢献することを期待します。我が国は,今後とも,日・リベリア間の友好協力関係を一層強化していく考えです。

[参考]

(1)10月10日(以下,現地時間),大統領選挙第1回投票が行われ,ウェア候補(得票率38.4%),ボアカイ候補(同28.8%)が上位2名となっていたが,大統領の当選要件である過半数の得票には至らなかった。

(2)当初11月7日に予定されていた決選投票は,第1回投票結果に対する野党からの苦情申立てを受け,選挙管理委員会及び最高裁による調査・裁定を経て,12月26日に実施された。

(3)12月29日,リベリア選挙管理委員会は,得票率61.5%でウェア候補の当選が確定した旨発表。投票率は55.8%,大統領の任期は6年。

(4)報道によれば,ボアカイ候補は29日,自らが所属する与党UPの党本部で行ったスピーチの中で,今回の大統領選での敗北を認め,既にウェア候補に電話で祝意を伝えたことを明らかにした。なお,リベリア憲法の規定によれば,大統領選挙結果発表後7日以内の異議申し立てが認められている。


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