報道発表
河野外務大臣からハガティ駐日米国大使に対する申入れ
平成30年1月9日
本9日午後1時15分から約15分間,河野太郎外務大臣は,海外出張中のウィリアム・ハガティ駐日米国大使(Mr. William Hagerty, U.S. Ambassador)と電話会談を行い,1月6日の沖縄県うるま市におけるUH-1Yの緊急着陸及び同8日の沖縄県読谷村におけるAH-1Zの予防着陸を始め,続発する米軍機の事故に関する申入れを行ったところ,概要は次のとおりです。
1 河野大臣から,事故の頻発により地元住民の不安は増大しており,日本政府としても深刻に懸念しているとした上で,一連の事故について,遺憾の意を伝え,綱紀粛正・再発防止を求めるとともに,事件・事故をなくすための抜本的な対応策を強く求めました。
2 これに対し,ハガティ大使から,米国側としては沖縄を含む日本の地域住民の安全は最重要事項であると考えており,速やかに情報提供を行っていきたい旨述べました。また,河野大臣からの要請を踏まえ,事件・事故の再発防止に向け,在日米軍と共に取組を一層強化していく旨述べました。
3 以上のやり取りを踏まえ,双方は,引き続き緊密に意思疎通していくことで一致しました。