報道発表

河野外務大臣のASEAN設立50周年記念レセプションへの出席

平成29年11月21日
河野外務大臣のASEAN設立50周年記念レセプションへの出席1
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 本21日,午後6時30分から,河野太郎外務大臣は,日本アセアンセンター及びASEAN東京委員会の共催で帝国ホテルにおいて開催された,ASEAN設立50周年記念レセプションに主賓として出席したところ,概要は以下のとおりです。

1 河野大臣は,挨拶の中で,ASEAN設立50周年に祝意を示すと共に,本年8月の就任後初の外遊先が,フィリピンのマニラにおけるASEAN関連外相会議であったことを紹介しました。また,ASEANと日本の人のつながりの重要性を指摘し,近年の日本とASEANの双方向の関係の強化を嬉しく思う旨述べるとともに,全てのASEANの国々と人の関係を更に構築していく旨述べました。さらに,日本の「自由で開かれたインド太平洋戦略」におけるASEANの役割の重要性を踏まえ,日本とASEANの関係を引き続き強化していきたい旨述べました。

2 藤田正孝・日本アセアンセンター事務総長から,日本アセアンセンターは,引き続き日本とASEAN諸国との関係増進に努める旨述べると共に,グエン・クオック・クオン在京ベトナム大使(ASEAN東京委員会議長)(H.E.Mr. Nguyen Quoc Cuong, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Socialist Republic of Viet Nam to Japan)から,日本のASEAN各国に対する支援に謝意を示すと共に,日本のASEANへのコミットメントは深くASEANに認識されており,戦略的パートナーとして今後もその関係を深化させていきたい旨発言がありました。

[参考1]日本アセアンセンター
 1981年に,当時の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国(原加盟国:インドネシア,マレーシア,フィリピン,シンガポール,タイ)政府および日本政府が「東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター設立協定」に署名して設立された国際機関。その後,ブルネイ(1990),ベトナム(1998),カンボジア(2001),ラオス(2002),ミャンマー(2006)が加盟。ASEAN諸国から日本への輸出の促進,日本とASEAN諸国間の直接投資の促進,観光の促進,人物交流の拡充を行っている。

[参考2]ASEAN東京委員会
 ASEAN域外の首都及び国際機関所在地において,ASEAN諸国の駐在大使が集まるASEAN委員会が設置されており,その一つがASEAN東京委員会(ASEAN Committee in Tokyo: ACT)。議長は,半年毎に,原則アルファベット順で持ち回る。現在はクオン在京ベトナム大使(2017年6月~12月末)。大使級の会合は,1~2か月毎に開催され,その他,大使未満のレベルでも不定期で開催されている。


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