報道発表
堀井巌外務大臣政務官の沖縄訪問(結果)
平成29年11月9日
1 11月8日から9日まで,堀井巌外務大臣政務官は,「『世界津波の日』2017 高校生島サミットin沖縄」(PDF)」に関連するイベント等への出席のため,沖縄を訪問しました。
2 8日には,堀井巌政務官が高校生島サミットのレセプションを主催し,外務省を代表して挨拶を行いました。堀井巌政務官から,高校生サミットを通して学んだ津波防災に関する取組,そして皆で力を合わせて作り上げた「津波大使ノート」を,自然災害から守る礎として,自国に戻ってからも防災分野に積極的に取り組んでいくことを期待する旨述べました。
3 9日には,沖縄県糸満市に所在する平和祈念公園内の国立沖縄戦没者墓苑や平和の礎,同市のひめゆりの塔等を訪問し,献花の上,沖縄戦で犠牲になられた方々の御霊に哀悼の誠をささげました。
[参考1]「世界津波の日」
2015年12月,津波に関する人々の意識を向上し,津波対策の強化を目的に,我が国を始め142か国が共同提案した11月5日を「世界津波の日」と定める決議が,第70回国連総会本会議にて全会一致で採択された。日本は,世界における「世界津波の日」の認知度を高めるとともに,世界各地で津波防災の普及啓発のための取組を推進している。
[参考2]「世界津波の日」高校生サミット
世界各国の高校生を招聘し,日本の津波の歴史や震災復興,南海トラフ地震への備え等の実習を通じ,今後の課題や自国での展開等の提案を行う青少年交流事業。昨年11月に高知県黒潮町で開催したのに続き,本年は,11月7日から8日に沖縄県及び沖縄県教育委員会主催(外務省後援)の下,沖縄県宜野湾市で開催。また,今般は,島嶼国を中心に招聘していることから,「世界津波の日」高校生島サミットとして開催。