報道発表
「世界津波の日」高校生サミットin黒潮の開催(結果)
平成28年11月26日



1 11月25日から26日まで,高知県黒潮町において「世界津波の日」高校生サミットin黒潮が開催(PDF)され,日本を含む30か国の高校生(国内参加高校生110名,海外参加高校生246名)が参加しました。
2 高校生たちは,津波防災についてのフィールドワークや議論を通して,日本の津波の歴史や防災・減災の取組を学ぶとともに,今後の課題や自国での取組等について分科会で発表しました。最終的には,サミット全体の成果文書として「黒潮宣言(日本語(PDF)/英語(PDF)
)」を採択しました。また,26日夜には,二階自民党幹事長を始めとする国会議員や各国の在京大使,尾﨑高知県知事等地元の関係者も参加して,外務省主催レセプションが開催され,小田原外務大臣政務官が挨拶を行いました。
3 本サミットを通じて,高校生たちが,将来,地震・津波の影響を最小化し,各国で防災・減災分野における主導的な役割を担うリーダーとして活躍することが期待されます。
(参考1)「世界津波の日」
昨年12月,津波に関する人々の意識を向上し,津波対策の強化を目的に,我が国をはじめ142か国が共に提案した「世界津波の日」を定める決議(PDF)が,第70回国連総会本会議にて全会一致で採択された。
(参考2)高校生の参加国
日本/中国/韓国/インド/スリランカ/モルディブ/インドネシア/カンボジア/シンガポール/タイ/
フィリピン/ブルネイ/ベトナム/マレーシア/ミャンマー/ラオス/サモア/トンガ/パプアニューギニア/パラオ/フィジー/マーシャル/ミクロネシア/アメリカ/チリ/ペルー/トルコ/ポルトガル/ギリシャ/ケニア(計30か国)