報道発表

佐藤外務副大臣とスーマー・カリブ諸国連合事務局長との会談

平成29年11月6日
佐藤外務副大臣とスーマー・カリブ諸国連合事務局長との会談1
佐藤外務副大臣とスーマー・カリブ諸国連合事務局長との会談2

 本6日午前11時頃から約30分間,佐藤正久外務副大臣は,訪日中のジューン・スーマー・カリブ諸国連合(ACS)事務局長(H.E. Ambassador Dr. June Soomer, Secretary-General of Association of Caribbean States (ACS))と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,佐藤副大臣から,スーマー事務局長の訪問を歓迎し,日本は中南米地域を重視していることに触れつつ,日・ACSの関係を強化していきたい旨述べました。また,今秋,中米・カリブ地域を繰り返し襲った地震やハリケーン等による被害を受けたACS加盟国に対しお見舞いを述べました。

2 さらに,国連安保理改革,鯨類を含む海洋生物資源の持続可能な利用及び北朝鮮問題についての日本の立場を説明しつつ,双方の地域情勢についての理解促進を行っていきたい旨述べました。

3 これに対し,スーマー事務局長から,日本のACS加盟国への協力に感謝が表明されるとともに,引き続き協力を行っていきたい旨述べました。

4 両者は,日・ACS関係を更に強化していくことで一致しました。

[参考]カリブ諸国連合(ACS)
 地域協力及び統合プロセスの強化,カリブ海の環境保護,持続可能な開発の推進を目的とした地域機関。加盟国は中米,カリブ共同体,南米の25か国。

加盟国(25か国)アンティグア・バーブーダ,バハマ,バルバドス,ベリーズ,コロンビア,コスタリカ,キューバ,ドミニカ国,ドミニカ共和国,エルサルバドル,グレナダ,グアテマラ,ガイアナ,ハイチ,ホンジュラス,ジャマイカ,メキシコ,ニカラグア,パナマ,セントクリストファー・ネーヴィス,セントルシア,セントビンセント及びグレナディーン諸島,スリナム,トリニダード・トバゴ,ベネズエラ

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