報道発表
日・モンゴル間の二国間クレジット制度におけるクレジット発行
平成29年10月25日

1 10月24日,日本とモンゴルで実施している二国間クレジット制度(JCM)において,2回目のクレジットが発行されました。これは,モンゴル国のダルハン市に10メガワット(MW)の太陽光発電を導入し,発電した電力をグリッドに送電することによって,温室効果ガスの排出削減を実現したプロジェクトです。
2 今回発行されたクレジット量は8,947トン(7か月間)となります。このプロジェクトは環境省JCM設備補助事業の採択案件で,日本政府として6,263トンのクレジットを獲得しました。
3 今後も,優れた低炭素技術による世界全体の温室効果ガスの排出削減を実現するため,JCMを推進していきます。
環境省報道発表(平成29年10月24日)(環境省ホームページ)
[参考]二国間クレジット制度
二国間クレジット制度は,日本から途上国への温室効果ガス削減技術,製品,システム,サービス,インフラ等の普及を通じて,実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに,日本の排出削減目標の達成に活用するもの。二国間クレジット制度の構築は,これまでモンゴル,バングラデシュ,エチオピア,ケニア,モルディブ,ベトナム,ラオス,インドネシア,コスタリカ,パラオ,カンボジア,メキシコ,サウジアラビア,チリ,ミャンマー,タイ及びフィリピンの17か国との間で行われている。モンゴルとは,2013年1月に二国間文書の署名を行った。