報道発表
ニカラグアに対する円借款に関する書簡の交換
平成29年10月4日
1 本4日(現地時間10月3日),ニカラグア共和国の首都マナグアにおいて,我が方今井泰志駐ニカラグア大使と先方デニス・モンカダ・コリンドレス外務大臣(H.E. Mr. Denis Moncada Colindres, Minister of Foreign Affairs)との間で,49億4,000万円を限度とする円借款「リオ・ブランコ-シウナ間橋梁・国道整備計画」に関する書簡の交換が行われました。
2 対象案件の概要
この計画により,首都マナグアと農畜産業が盛んな北カリブ海自治地域を結ぶ国道21B号線のうち,リオ・ブランコ-シウナ間の橋梁及び道路を整備することにより,同区間の輸送能力向上を図り,もって同地域の農畜産業の発展に寄与することが期待されます。
なお,この計画は,世界銀行,米州開発銀行(IDB),中米経済統合銀行(CABEI)等とともに協力するものです。
3 供与条件
(1) | 金利 | : | 年0.10%(コンサルタント部分は年0.01%) |
(2) | 償還期間 | : | 40年(12年の据置期間を含む) |
(3) | 調達条件 | : | 日本タイド |
(参考)ニカラグア共和国基礎データ
ニカラグア共和国は,面積約12万9,500平方キロメートル(北海道と九州を合わせた広さ)を有し,人口約614万人,人口1人あたりの国民総所得(GNI)2,050米ドル(2016年,世界銀行)。