報道発表

ウガンダに対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換

平成29年8月17日

1 本17日(現地時間同日),ウガンダ共和国の首都カンパラ市において,我が方亀田和明駐ウガンダ大使と先方マティア・カサイジャ財務・計画・経済開発大臣(Mr. Matia KASAIJA, Minister of Finance, Planning and Economic Development)との間で,3億5,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。

2 この協力は,食料不足に直面しているウガンダに対し,飢餓の軽減,栄養状態の改善等を目的として,食糧援助を実施するものです。

3 同国では,近年の干ばつの被害により全国50県約350万人が飢饉に陥っています。また,南スーダン情勢(内戦)の悪化により,80万人以上の南スーダン人難民が流入しており,同国の食料事情をさらに逼迫させる要因となっています。この協力は,同国政府の要望を踏まえ我が国政府米等を供与することにより,同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。

4 我が国は,2016年8月に開催された第6回アフリカ会議(TICAD VI)において,アフリカにおける食料安全保障の促進を表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この協力はこれを具体化するものです。

(参考)ウガンダ共和国基礎データ
 ウガンダ共和国はアフリカの東部に位置し,国土面積は約24.1万平方キロメートル(ほぼ本州の大きさ),人口約3,903万人(2015年,世界銀行),人口1人当たりの国民総所得(GNI)は700米ドル(2015年,世界銀行)。


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