報道発表

シュタイナー国連開発計画総裁による河野外務大臣表敬

平成29年8月10日
シュタイナー国連開発計画総裁による河野外務大臣表敬1
シュタイナー国連開発計画総裁による河野外務大臣表敬2

 本10日午後7時10分過ぎから約20分間,河野太郎外務大臣は,アヒム・シュタイナー国連開発計画(UNDP)総裁(Mr. Achim Steiner,Administrator, United Nations Development Programme (UNDP))の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,河野大臣から,シュタイナー氏のUNDP総裁就任に祝意を表するとともに,就任後初となる今次訪問を歓迎しました。その上で,河野大臣から,日本は,持続可能な開発目標(SDGs)を重視しており,安倍総理大臣を本部長とする推進本部を設置別ウィンドウで開くし,国内外で積極的に取り組んでおり,国会でも推進議連が立ち上げられる等,幅広い関係者を巻き込みながら推進している旨紹介しました。これに対し,シュタイナーUNDP総裁から,日本のSDGs推進に係る取組は,推進本部を土台として国際協力,国内措置の両面に取り組んでいる点が素晴らしく,とりわけ,民間セクターとの連携が印象的である旨述べ,この分野で連携・協力していくことで一致しました。

2 また,河野大臣から,UNDPは,国連における開発課題の推進において重要な機関であり,日本としてUNDPと更に協力を深めていくためにも,UNDPの一層の効率化,幹部を含む邦人職員の積極的登用,保健,防災,女性の活躍等,日本が重視する分野における更なる連携等において,目に見える成果を期待する旨述べました。これに対し,シュタイナーUNDP総裁から,河野大臣のご指摘を重く受け止め,しっかり対応していきたい旨述べました。

(参考1)アヒム・シュタイナーUNDP総裁
 国連環境計画(UNEP)事務局長(2006年から2016年まで),国連ナイロビ事務局長(2009年から2011年まで),国際自然保護連合(IUCN)事務局長(2001年から2006年まで),世界ダム委員会事務局長(1998年から2001年まで)を歴任。2017年6月より現職。

(参考2)国連開発計画(UNDP)(PDF)別ウィンドウで開く
 UNDPは,国連システム最大の開発機関であり,高い専門的知識と豊富な経験,グローバルなネットワークを有し,持続可能な開発目標(SDGs)の策定にも大きな貢献を果たした。UNDPは,アフリカ開発会議(TICAD)を共催する等,開発アジェンダの推進において日本にとって重要なパートナー。ジェンダー平等,気候変動対策支援,人間の安全保障推進等の地球規模課題解決に向け,日本はUNDPと共に取り組んでいる。

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