報道発表
外交記録公開推進委員会第18回会合の開催
平成29年6月7日

1 本7日,外務省において,外交記録公開推進委員会第18回会合が,武井俊輔外務大臣政務官を委員長として開催されました。
2 今回の会合では,作成から30年以上経過した外交記録文書ファイルのうち,1986年11月に行われた中曽根総理大臣の訪中及びアキノ・フィリピン大統領の訪日等に関するファイルの公開について審査が行われました。
3 今次委員会における審査の結果を踏まえ,一般公開に必要な手続・準備が整い次第,外交史料館において外交記録文書ファイルを公開する予定です。
4 なお,今回の会合では,過去に利用請求がなされた外交記録の一部について再審査を行い,非公開部分を減らすことに努めました。
(参考)外交記録公開推進委員会(概要)
外交記録の公開を透明性を確保しつつ円滑に推進するため,平成22年に「外交記録公開に関する規則」を制定し,併せ外交記録公開推進委員会を設置。同委員会は,歴史資料として特に重要なものを一般に公開するための審査を行う。
平成28年7月の上記規則改正(PDF)を受け,同委員会は,過去に利用決定がなされた外交記録について,「時の経過を勘案し,再度公開審査を行う」ことができる。