報道発表
ハーグ条約の実施に関する外務省領事局長主催研究会参加有識者による「議論のとりまとめ」の公表
平成29年4月5日
1 本5日,国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)の実施に関する外務省領事局長主催研究会の参加有識者による「議論のとりまとめ(PDF)」を公表しました。
2 この研究会は,平成26年4月にハーグ条約が我が国について発効してから本年4月で3年を迎えるに当たり,これまでの我が国におけるハーグ条約の実施状況及び課題等について,ハーグ条約の実施に精通した外部有識者6名が本年1月以降2回に亘って議論を行いました。
3 この研究会の成果物である「議論のとりまとめ」では,我が国がハーグ条約を概ね円滑に実施しているとの評価がなされるとともに,今後あり得べき改善点や検討の方向性等についても示されています。
4 政府としては,「議論のとりまとめ」で指摘された事項も踏まえ,今後ともハーグ条約の実施に着実に取り組んでいくとともに,条約の実施状況を注視・検証しつつ,必要な措置を検討し,改善を行っていく考えです。