報道発表
国連工業開発機関と連携した緊急人道・復興支援に係るキックオフセレモニーの実施
平成29年3月31日
1 3月30日(現地時間同日),ウィーンにおいて,北野充在ウィーン国際機関日本政府代表部大使と李勇国連工業開発機関(UNIDO)事務局長(Mr. Li Yong, Director-General of UNIDO)の間で,平成28年度補正予算による総額約6億6,000万円のUNIDOと連携した緊急人道・復興支援に係るキックオフセレモニーを実施しました。セレモニーには,支援対象国の代表も出席し,我が国の拠出に対する謝意と期待が述べられました。
2 今回の支援策は,リベリア,ソマリア,南スーダン,イラク,トルコ,レバノン,イランにおいて,難民や受け入れ側コミュニティー,危機の影響を受けた社会的弱者を対象として,生活手段の向上を目的として実施するものです。特に若者や女性に対する職業訓練,収入の向上,雇用創出を通じて,生産性の向上や社会の安定化に貢献し,我が国が推進する「人道と開発の連携」や,「人間の安全保障」に資する取組となることが期待されます。