報道発表

アフガニスタンに対する世界保健機関を通じた無償資金協力
「抗結核薬及び新診断用品整備並びに薬剤耐性結核短期治療実施モニタリング計画(WHO連携)」に関する書簡の交換

平成29年3月22日

  1. 1 3月20日(現地時間同日),アフガニスタン・イスラム共和国の首都カブールにおいて,鈴鹿光次駐アフガニスタン大使とリチャード・ピーパーコーン・在アフガニスタン世界保健機関(WHO)事務所代表(Dr. Richard Peeperkorn, WHO Representative to Afghanistan)との間で,9億8,100万円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

    2 この計画は,WHOを通じて,結核の疑いのある患者に対する検査機器及び多剤耐性結核の治療に必要な抗結核薬を供与し,精度の高い結核診断と適切な治療を促進するとともに,薬剤の使用状況のモニタリングを強化し,効率的・効果的な薬剤の使用を促進するものです。

    3 アフガニスタンの年間推定結核患者数は約6万人,年間推定死亡者数約1万4,000人とされるほか,結核の知識普及等に対する政府資金の不足,医療機関へのアクセスが困難である等の課題により,患者発見率は53%と世界標準の75%に満たない状況です。また,結核患者に対する治療の中断や医師の誤った薬剤処方等が原因で起こる多剤耐性結核が問題となっています。この計画の実施により,アフガニスタンにおいて質の高い結核対策医療サービスが提供され,結核による死亡率の減少につながることが期待されます。

    プロジェクトサイト案件位置図(アフガニスタン全土)(PDF)別ウィンドウで開く

    (参考)アフガニスタン・イスラム共和国基礎データ
     アフガニスタン・イスラム共和国の人口は約3,253万人(2015年,世界銀行)。面積は65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍)。1人当たりの国民総所得(GNI)は630米ドル(2015年,世界銀行)。


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