世界保健機関(WHO)

令和5年5月12日

1 設立及び目的

 世界保健機関(World Health Organization)は、1946年、ニューヨークで開かれた国際保健会議が採択した世界保健憲章(1948年4月7日発効)によって設立された。「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」(憲章第1条)を目的に掲げている。

2 組織

(1)事務局長(Director-General

  現職は、テドロス・アダノム博士(エチオピア)。2017年5月のWHO総会における選挙で当選し、2017年7月に第8代事務局長として就任。2022年5月のWHO総会で再任(任期は2022年8月16日から2027年8月15日まで)。
 最近の事務局長は以下のとおり。

  • 第4代 中嶋宏博士(1988年7月~1998年7月)
  • 第5代 ブルントラント氏(元ノルウェー首相)(1998年7月~2003年7月)
  • 第6代 リー・ジョンウォック(李鍾郁)氏(韓国、前WHO結核部長)(2003年7月~2006年5月)
  • 第7代 マーガレット・チャン博士(中国、前WHO事務局長補(感染症担当)(2007年1月~2017年6月)

(2)世界保健総会(World Health Assembly

 WHOの最高意思決定機関であり、全加盟国(2023年4月現在194か国・地域と2準加盟地域)で構成され、毎年1回5月にジュネーブにて開催される。事業計画の決定、予算の決定、執行理事国の選出、事務局長の任命等を行う。

(3)執行理事会(Executive Board

 総会で選出された34か国が推薦する執行理事により構成される。執行理事会の任務は、世界保健総会の決定及び政策の実施、世界保健総会への助言及び提案など。毎年2回(1月及び5月の総会時)開催される。

(4)地域事務局(Regional Organization

 WHOの地域的機関は、加盟国等の代表による意思決定機関である地域委員会と、実施機関である地域事務局からなる。地域事務局は、総会が定める6地域(アフリカ(AFRO)、アメリカ(AMRO)、南東アジア(SEARO)、ヨーロッパ(EURO)、東地中海(EMRO)、西太平洋(WPRO))から構成される。日本は西太平洋地域に所属。

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