報道発表

ガストーン・アジア・アフリカ法律諮問委員会事務局長の訪日

平成29年1月30日

1 1月31日から2月7日まで,ケネディ・ガストーン・アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)事務局長(Prof. Kennedy Gastorn, Secretary General, Asian-African Legal Consultative Organization)が,外務省の招へいにより訪日します。

2 滞在中,ガストーン事務局長は政府関係者と意見交換を行い,外務省主催の第3回海洋法に関する国際シンポジウム「海洋法の20年の発展と新たな課題」にパネリストとして参加する他,国際協力機構(JICA)(2月1日)及び名古屋大学法政国際教育協力研究センター(2月3日)で講演等を行う予定です。

3 我が国は,1956年のAALCO設立以来の加盟国として,アジア・アフリカ地域における国際法に関する諮問機関であるAALCOの活動を支持してきました。今般のガストーン事務局長の訪日を通じ,我が国とAALCOとの更なる関係強化が期待されます。

(参考1)アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)
 AALCOは,国際法に関して加盟国から付託される問題を審議し,適当と認められる勧告を加盟国政府に対して行うこと,法的問題に関して意見・情報の交換を行うこと等を目的とする政府間機関。1956年に「アジア法律諮問委員会」として設立され,その後,アフリカ地域の加盟国を得て,2001年に現在の名称に改称。我が国は1956年の設立時以来の原加盟国で,2017年1月現在の加盟国数は46。事務局の所在地はインドのニューデリー。

(参考2)ケネディ・ガストーンAALCO事務局長(タンザニア出身)
 タンザニアのダルエスサラーム大学の法学部公法学科長,国際関係担当主事等を務めた後,2016年5月,第55回AALCO総会においてAALCO事務局長に選出され,同年8月就任した(任期は2020年7月までの4年間)。


報道発表へ戻る