報道発表
薗浦外務副大臣の米国訪問(結果)
12月15日から18日まで,薗浦健太郎外務副大臣は,米国のワシントンD.C. を訪問し,米国政府関係者,連邦議員,有識者,ユダヤ人団体との間で意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 米国政府関係者
薗浦副大臣は,ダニエル・ラッセル東アジア大洋州担当国務次官補(Mr.Daniel Russel, Assistant Secretary of State for East Asian and Pacific Affairs)と会談し,アジア太平洋地域情勢や日米安全保障協力,米国内政等について意見交換を行い,日米同盟の実効性を高める取組を不断に進めていくことで一致しました。また,13日夜に発生した沖縄でのMV-22オスプレイの事故について遺憾の意を伝えるとともに,適切な再発防止策の策定等を申し入れました。
- ラッセル東アジア大洋州担当国務次官補との会談
2 連邦議員
薗浦副大臣は,トランプ次期大統領の政権移行チームの副議長を務めるトム・リード下院議員(Representative Tom Reed)(共和党・ニューヨーク州)と会談し,今後の日米協力のあり方について意見交換を行い,日米同盟はアジア太平洋地域の平和と繁栄の礎であり,両国関係の更なる強化が重要であることで一致しました。
- リード下院議員との会談
3 有識者
薗浦副大臣は,デビッド・ペトレイアス元CIA長官(Mr. David Petraeus, Former Director of CIA)やトランプ次期大統領に対して政策的な助言を行う大統領戦略・政策フォーラムのメンバーでもあるポール・アトキンズ・パトマック・グローバル・パートナーズCEO(Mr. Paul Atkins, CEO, Patomak Global Partners)等の有識者と会談し,TPPや次期政権による経済政策,中東政策等について意見交換を行いました。
4 ユダヤ人団体
薗浦副大臣は,スティーブン・シュナイダー米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)国際部長(Mr. Stephen Schneider, Director of International Affairs,AIPAC),デビッド・ハリス米国ユダヤ人協会(AJC)理事長(Mr. David Harris, Executive Director, AJC)等とそれぞれ会談し,中東和平,イランの核問題を含む中東情勢,アジア太平洋地域情勢等について意見交換を行うとともに,日ユダヤ関係の強化に向けて協力していくことで一致しました。