報道発表
薗浦外務副大臣とアブダッラー・アラブ首長国連邦外務・国際協力大臣との会談
平成28年12月3日

1 本3日(現地時間同日),アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを訪問中の薗浦健太郎外務副大臣は,アブダッラー・ビン・アール・ナヒヤーン外務・国際協力大臣(H.H.Sheikh Abdulla bin Zayed Al Nahyan, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation)と会談しました。
2 冒頭,薗浦副大臣から,UAE結成45周年に際し祝意を表し,エネルギー分野の協力を強化したい旨述べました。特に,我が国企業が保有する石油権益の延長を働きかけました。
3 薗浦副大臣とアブダッラー大臣は,二国間関係を一層強化する方策につき意見交換しました。双方は,一般査証免除を早期に実現することで一致しました。
4 アブダッラー大臣からは,訪日の希望が示されました。これに対し,薗浦副大臣は,訪日を歓迎する,事務方で調整していきたい旨述べました。
5 また,双方は,東アジア情勢について議論し,特に11月30日に採択された北朝鮮による核実験等に関する決議第2321号の厳格な履行の必要性につき意見が一致しました。
(参考)
薗浦副大臣は,紛争地における文化遺産保護のための国際会議(12月2日から3日)に出席するためにアブダビを訪問中。アブダッラー外務・国際協力大臣との会談は,この会議のマージンで行われたもの。