報道発表

Sport for Tomorrow(インドネシア,ミャンマー:セーリングチームの訪日)

平成28年10月5日

1 外務省は,平成28年度スポーツ外交推進事業として,10月6日から10月18日まで,インドネシアのセーリング選手4名及びコーチ1名とミャンマーのセーリング選手2名及びコーチ1名を我が国に招へいします。

2 一行は滞在期間中,公益財団法人日本セーリング連盟の協力を得て,海上トレーニング(葉山新港)を行うほか,1964年東京オリンピックを記念して行われる大会「江ノ島オリンピックウィーク(湘南港)」に特別出場する予定です。

3 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ指導者・選手等の招へいを行い,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施するものです。

4 今回の招へいにより,日・インドネシア間及び日・ミャンマー間の友好関係の増進と共に,2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた機運の醸成が期待されます。

(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要(主な実施例含む)

(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表した。

(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。

(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。

 スポーツを通じた国際協力及び交流
 IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
 国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援


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