報道発表

日・エルサルバドル外相会談

平成28年5月23日
日・エルサルバドル外相会談1
日・エルサルバドル外相会談2
日・エルサルバドル外相会談3

 本23日,午前11時30分から約40分間,岸田文雄外務大臣は訪日中のウゴ・マルティネス・エルサルバドル共和国外務大臣(H. E. Mr. Hugo Martínez, Minister for Foreign Affairs of the Republic of El Salvador)と会談しました。概要は以下のとおりです。

1 二国間関係

(1)岸田大臣から,昨年の外交関係樹立80周年,日・中米交流年において,眞子内親王殿下が初の公式訪問国としてエルサルバドルを親善訪問された際のマルティネス外務大臣による協力への謝意を述べました。

(2)マルティネス外務大臣から,気候変動,防災を含む日本のこれまでの二国間の協力に対し謝意表明があり,日本とエルサルバドルは同盟関係にあり,世界の平和に貢献する日本を今後も支持すると述べました。

(3)両大臣は,軍縮・不拡散,安保理改革,人権を含め国際場裡において引き続き協力していくことで一致しました。

2 日・中米関係

(1)岸田大臣から,エルサルバドルが中米統合の推進及び日本と中米諸国の協力関係において中心的な役割を果たしてきたことを評価する旨述べました。日本も地域統合を後押しすべく,防災,算数教育,保健等の分野での技術協力を通じて,中米地域全体に裨益する広域協力を実施している旨述べました。

(2)マルティネス外務大臣からエルサルバドルで活躍する青年海外協力隊を評価すると共に,統合に資するものとして青少年交流や科学文化交流を促進していくことへの期待を表明しました。これに対し,岸田大臣から,人物交流について,本年,中米諸国34名を含む中南米から100名を招へいし,今後も拡充していきたいと述べました。


報道発表へ戻る