報道発表

スリランカに対する無償資金協力「ジャフナ大学農学部研究研修複合施設設立計画」に関する書簡の交換

平成28年5月19日

  1. 1 本18日(現地時間同日),スリランカのコロンボにおいて,同国訪問中の和泉洋人内閣総理大臣補佐官と先方ラヴィ・カルナナヤケ財務大臣(Hon. Mr. Ravi Karunanayake, Minister of Finance)及びDMスワミナダン復興・再定住・ヒンドゥー教大臣(Hon. Mr. D M Swaminathan, Minister of Rehabilitation, Resettlement and Hindu Religious Affairs)による立ち会いの下,我が方菅沼健一駐スリランカ大使と先方ラネプラ・ヘーワゲ・サマンタ・サマラトゥンガ財務省次官(Dr. Ranepura. Hewage. Samantha Samaratunga, Secretary, Ministry of Finance)との間で,16億6,700万円を限度とする無償資金協力「ジャフナ大学農学部研究研修複合施設設立計画」(The Project for the Establishment of Research and Training Complex at the Faculty of Agriculture, University of Jaffna)に関する書簡の交換が行われました。

    2 スリランカでは,2009年の内戦終結後,スリランカ政府による復興事業に加え,ドナー各国やNGOによる紛争影響地域(北部州)への復興支援の実施により,北部州の復興は一定程度進展を見せています。しかし,コロンボ首都圏を含む西部州の1人当たりの国内総生産(GDP)と北部州の同指数には2倍近い所得格差が依然存在しており,スリランカが再び紛争に陥ることなく国全体として堅調な発展を中長期的に達成するためには,内戦で破壊された北部州の速やかな復興と発展を実現する必要があります。北部州の主要産業は農業であり,同州の中長期的な発展のためには,内戦によって破壊された乾燥農畜産業を抜本的に立て直し,雇用創出と所得の向上を実現することが必要です。

    3 今般の計画は,同州における乾燥農畜産業の研究及び技術普及人材育成の中核を担うジャフナ大学農学部において,施設(研究棟及び試験圃場等)の整備及び機材を供与するものです。この協力により,北部州における乾燥農畜産等の研究及び技術普及に関する人材育成の中核を担う同学部の機能強化を図り,後発開発地域の開発に寄与することが期待されます。

    (参考)スリランカ民主社会主義共和国基礎データ
     スリランカはインド洋に位置する国であり,面積約6万5,607平方キロメートル(北海道の約0.8倍),人口2,067万人(2014年,スリランカ中央銀行)。人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約3,400米ドル(2014年,世界銀行)。


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