報道発表
トーゴ及びブルキナファソに対する無償資金協力
「トーゴ-ブルキナファソ間通関システム相互接続計画(UEMOA連携)」に関する書簡の交換
平成28年5月11日
1 5月10日(現地時間同日),ブルキナファソの首都ワガドゥグ市において,我が方駐二石昌人ブルキナファソ大使と先方シェイック・ハジブ・スマレ西アフリカ経済通貨同盟(UEMOA)委員長(H.E.Mr.Cheikhe Hadjibou SOUMARE, President of UEMOA Commission)との間で,総額1億9,500万円の無償資金協力「トーゴ-ブルキナファソ間通関システム相互接続計画(UEMOA連携)」(Project for the interconnection of customs clearance systems between Togo and Burkina Faso)」に関する書簡の交換が行われました。
2 この協力は,トーゴ及びブルキナファソの通関システムを相互接続することにより,ロメ-ワガドゥグ回廊を経て輸送される物資の通関手続きを短縮することで,両国間の物流円滑化及び貿易促進に寄与するものです。
3 UEMOAは,1994年の設立以来,加盟国内における共通市場の創設に向け,域内貿易の自由化,共通関税の導入等に取り組んでいます。この協力において,トーゴ及びブルキナファソ間の通関システムを整備することは,UEMOAによる取り組みの促進に貢献することが期待されます。
4 この協力は,我が国が2013年6月に開催した第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において表明した,UEMOAをはじめとする「アフリカ地域経済共同体(RECs)のイニシアチブの実行力向上」(PDF)を具体化するものです。